科目名 日本文化基礎演習IH・IIIH 
副題 都市伝説と学校の怪談 
担当者 伊藤 慎吾 講師             
開講期間 春学期  単位 2 
曜日   時限 5 
配当年次 1
2 
コース・ナンバー ANT-108-JX
ANT-240-JX 

授業の到達目標
1.民間で伝承されてきた物語(口承文芸:昔話・伝説・うわさ話)の精神文化としての意義を理解する。
2.現代社会のとくに若者や児童たちが,新たに伝承物語を形成していることを認知する。
3.「都市伝説」「現代民話」のフィールドワークと解析を行い,民俗学に親しむ。  

授業の内容
民俗学の対象としてきた村落社会が高度成長期を経て大きく変容していき,それに伴い,従来の対象が調査困難になっていった。従来の立場から団地というコミュニティを新たなフィールドとする研究などが現れてきたが,80年代以降,根本的な民俗学の意義が問われるようになった(参考:大月隆寛『民俗学という不幸』1992)。そうした中で従来の民俗学とは違う多様な立場が派生していき,〈都市伝説〉という新しいタームも海外から取り入れられることとなった。
今日,我々が現実社会で接する口承文芸は,昔話や伝説よりも都市伝説であろうし,子供たちならば学校内で噂される怪談であろう。
本演習では,そうした都市伝説や学校の怪談を取り上げ,その伝承・伝播の諸相を調べてもらう。  

教材
参考文献:松谷みよ子現代民話考1−12ちくま文庫
常光徹学校の怪談 口承文芸の展開と諸相ミネルヴァ書房2013
伊藤龍平ネットロア ウェブ時代の「ハナシ」の伝承青弓社2016

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
次回の内容について,事前に勉強しておくこと。  

成績評価の方法
平常点…発表・議論(50%)
レポート(50%)

オフィス・アワー/教員との連絡方法
学科事務室を通す。

授業計画
第1週都市伝説・学校の怪談概要。授業の進め方。
第2週発表の例示。基本的な調べ方。
第3週発表。
第4週
第5週
第6週
第7週
第8週
第9週
第10週
第11週
第12週
第13週
第14週補論。レポート提出。
第15週まとめ。レポート返却。
発表の在り方については,受講者の人数に応じて決めることにしたい。