科目名 日本文化演習IIH・IVH 
副題 中世文化・民俗文化〔2〕―お伽草子・民間説話・芸能など― 
担当者 徳田 和夫 教授             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 5 
配当年次 3
4 
コース・ナンバー ANT-327-JY
ANT-465-JY 

授業の到達目標
1.日本の伝統文化を民俗学と比較文化論から研究する必要性を熟知する。
2.民俗の概念とその分野の多様性の認知,および物語伝承の多方面からの研究を実践する。
3.文化を,本物・現物に接して理解する。  

授業の内容
春学期の「日本文化演習H:中世文化・民俗文化〔1〕―民間説話・古典説話・芸能など―」を発展させて,おもに絵巻,奈良絵本テキストのお伽草子(=14〜17世紀の短編の物語草子群)作品を取りあげ,さまざまな視点から分析をおこないます。物語を通して精神文化の形成と発展を把握し,あわせて現代に生きる私たちの文化的使命を考えます。
文学史の観点に加えて,特に口承文芸・民間説話学(昔話・伝説・うわさ話など),民俗学を導入します。
さらに比較説話学(外国の民間説話・宗教説話との対比),物語絵画史(絵巻・奈良絵本・錦絵など),芸能史(古典芸能・民俗芸能)などからアプローチします。  

教材
参考文献:徳田和夫室町の妖怪―説話伝承と図像せりか書房2017
徳田和夫編世界の文学29・日本1:お伽草子』(週間朝日百科朝日新聞社2000
徳田和夫お伽草子・伊曽保物語』(新潮日本古典文学アルバム新潮社1991
徳田和夫編お伽草子事典東京堂出版2002
徳田和夫絵語りと物語り』(イメージリーディング叢書平凡社1990
徳田和夫編お伽草子 百花繚乱笠間書院2008
徳田和夫監修図説:日本の昔話』(青春新書インテリジェンス青春出版社2014
教科書とは別にプリントを配布します。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
授業時に配布・指示した文献を,あらかじめ読んでおくこと。  

成績評価の方法
総合評価(研究と演習発表40%, 質問・発言20%, レポート40%)によっておこないます。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
基本的な事柄は,演習時に連絡します。また,メールを用いて連絡することがあります。

備考
(1)ゼミ旅行,美術館・博物館・史蹟等の見学,古典芸能の鑑賞,民俗芸能・儀礼のフィールド・ワークを企画実行します(参加を前提とする)。
(2)授業時あるいは別時間に,卒業論文の対象選定,準備についての指導と,その発表の機会を設けます。

授業計画
第1週概説(1)
第2週概説(2)
第3週演習発表と討議
第4週
第5週
第6週
第7週
第8週
第9週
第10週
第11週
第12週
第13週
第14週
第15週まとめ