科目名 日本文化演習IIN・IVN 
副題 1.食物教育と味わい教育(フードコンシャスネス教育) 2.環境教育・科学教育と体験学習(環境または科学コミュニケーション) 
担当者 品川 明 教授             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 3 
配当年次 3
4 
コース・ナンバー LIF-333-JY
LIF-471-JY 

授業の到達目標
1.体験学習法と教えない教育について十分に認識し,それらを実践するファシリテーション能力がある。
2.問題点やその解決方法を見出すために必要な情報収集能力がある。
3.独創的なアクティビティを作る能力があることとそれらを改善する能力がある。
4.体験学習法や教えないファシリテーション方法を他者に指導することができる。
5.実践した成果を報告書としてまとめる能力がある。  

授業の内容
1.食物教育と味わい教育(フードコンシャスネス教育):食物とは何か?おいしさとは何か?食物の持つ価値を考え,食物の役割を探究し,人と食物の関係や繋がりを追究することを目的とする。身近な食材や伝統食品などについて,歴史的背景やその価値を文献やフィールドワークにより調査し,食材や料理の味覚やおいしさについても官能検査や成分分析により詳細に調べ,おいしさや地域の食文化の特性について議論できるとともに調査した食材,食品,料理などについて広報できる能力を養うことを目的とする。
2.環境教育・科学教育と体験学習(環境コミュニケーションと科学コミュニケーション):小学校の自然体験や理科の単元をアメリカで生まれたGEMS, MARE, PWやPWETなどの教材の指導体験を通し,教えない教育を実践するとともに実際のファシリテーション能力を高めることを目的とする。実際の教科書を批判的に捉え,改善提案ができる能力を養う。  

教材
ゼミの選択が決定した2年生は3月に実施されるゼミ事前講習会に必ず参加すること。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
研究テーマに対応した文献の遡及調査を実施することが必須である。また,選択した分野の学会を探すことも必要である。演習の時間だけではファシリテーションの実践や味わい教育を実践する時間は取れないことから,事前の準備や振り返りの時間が4時間程度必要である。  

成績評価の方法
1.ゼミではプログラム実践を通した経験を重視する。振り返りに参加しファシリテーションの改善やプログラムの修正などを議論する。そのため,出席状況や積極的に議論展開する授業への貢献度を重視する。(40%)
2.積極的課外授業への参加を通し,アクティビティの実践経験を重視する。教育法の比較やアンケートを実施し,論理的に自らのアクティビティを評価することができる。(40%)
3.積極的な文献収集とその読解を通し,適切な報告書を作成することができる。(20%)

オフィス・アワー/教員との連絡方法
授業に関する質問はakira.shinagawa●gakushuin.ac.jp(change ● to @)までメールで問い合わせるか,金曜日5限目(16:40-17:50)のオフィス・アワーに環境教育センター(523教室)まで来ること。
akira.shinagawa●gakushuin.ac.jp(change ● to @)とasshijimi●me.com(change ● to @)にメールすること。

備考
金曜日午後に課外活動を実施することがある。午後の時間割には演習のみを割り当てることが望ましい。味わい教育インストラクター養成講習会にできるだけ参加すること。可能な時期(夏季休業中など)にゼミ旅行を実施する(2泊から3泊:場所は青森,大分を予定)。また,フードコンシャスネス教育班の学生は,ゼミ旅行以外にフィールドワークのための現地調査を予定している。

授業計画
第1週ガイダンス フードコンシャスネス教育,環境コミュニケーション,科学コミュニケーションとは何か?
卒論作成指導,文献検索方法,ラーニングサイクル,振り返り方法について
第2週文献調査法 卒業論文の仮テーマの作成など
第3週ファシリテーション体験1(ファシリテーションとは?) 食物,環境,科学研究およびその調査1
第4週ファシリテーション体験2(ラーニングサイクルとは?) 食物,環境,科学研究およびその調査2
第5週ファシリテーション体験3(振り返りとは?) 食物,環境,科学研究およびその調査3
第6週アンケート作成とその評価方法
第7週感覚・味覚教育プログラム,環境教育プログラム,科学教育プログラムの体験
第8週
第9週
第10週
第11週環境教育プログラム,食物教育・味覚教育プログラムあるいは科学教育プログラムの作成
第12週
第13週
第14週
第15週まとめ
グループでのテーマに対応し,協調関係を構築する必要がある。