科目名 日本語学II 
副題 日本語の歴史 
担当者 福島 直恭 教授             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 2 
配当年次 1〜  コース・ナンバー JPL-106-JA 

授業の到達目標
過去の言語変化に関する記述を通して,「歴史として認識する」ということはどういうことであって,どういうことではないかということを理解する。科学としての言語研究の立場から言語変化を分析する方法を理解する。  

授業の内容
過去の日本語の変化のうち,上代〜中古〜中世に起こったもののいくつかに焦点をあてて,それらの変化前と変化後では何がどう変わったのか,また,それらはどういう意味をもつ変化だったのかを考えていく。日本語に起こったいろいろな変化を単に羅列するのではなく,一見,相互に直接的な関係がないようにみえる諸変化間に,因果関係や相関関係を見出し,言語変化や,言語の歴史的研究についての理解を深めることを目的とする。  

教材
参考文献:亀井孝他日本語の歴史2.3平凡社ライブラリー2007
特になし。毎回プリント配布

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
予習,復習のための必要な時間は毎回各1〜2時間程度  

成績評価の方法
学年末に行う試験かレポート(80%)および授業への参加態度(20%)による。また試験受験やレポート提出の条件として2/3以上の出席を必要とする。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
木曜2限
メール(アドレスは日本文化学科事務室に行って問い合わせること)

授業計画
第1週人間の歴史,言語の歴史,日本語の歴史
第2週古代日本語の姿1 古代日本語の音的特徴
第3週古代日本語の姿2 八母音から五母音へ1
第4週古代日本語の姿3 八母音から五母音へ2
第5週古代日本語の姿4 音的側面の変化と借用語
第6週ハ行音の変遷1
第7週ハ行音の変遷2
第8週音便形の成立
第9週アクセントの体系的変化
第10週助動詞の数の減少1
第11週助動詞の数の減少2
第12週終止形と連体形の合流
第13週二段活用の一段化1
第14週二段活用の一段化2
第15週まとめ