科目名 日本思想史I 
副題 神社と神道のなりたち 
担当者 小平 美香 講師             
開講期間 春学期  単位 2 
曜日   時限 3 
配当年次 1〜  コース・ナンバー PHL-107-JA 

授業の到達目標
神道の基本的な用語を理解し,神社や神道のなりたちについて,説明できるようになること。
古代・中世の神仏関係を通じて,日本の思想に対する理解を深められるようになること。  

授業の内容
遺跡,文献や絵画など古代・中世の様々なジャンルの歴史的な資料をもとに,神社の起源や神道の成立を考察する。神道の成立を思想の形成という観点からとらえることによって,東アジア世界と日本の思想や文化とのつながりも考えたい。  

教材
参考文献:伊藤聡他著神道』(日本史小百科東京堂出版2002
佐藤弘夫編著概説日本思想史ミネルヴァ2005
岡田荘司編日本神道史吉川弘文館2010
*教科書は用いず,プリントを配付する。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
授業時に指示される文献や資料の読解・課題の予習(2時間)
復習として神社や神道の成立を理解するための年表作成(2時間)  

成績評価の方法
学期末試験(50%),課題提出(30%),リアクションペーパー(20%)を総合して評価する。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
質問などは授業後に随時受け付ける。

授業計画
第1週イントロダクション 日本思想史とは
第2週神社の起源をたどる
第3週『古事記』『日本書紀』とその編纂意図
第4週神々の系譜と氏祖『古語拾遺』
第5週律令国家の形成
第6週神祇令祭祀と唐の「祠令」
第7週『延喜式』にみられる神祇行政と祭祀
第8週神仏習合思想
第9週本地垂迹説
第10週平安時代の神社と祭祀
第11週神道思想の形成1−両部神道
第12週神社参詣1−僧侶たちの伊勢参宮
第13週神道思想の形成2−伊勢神道
第14週神社参詣2−参詣曼荼羅を読む
第15週まとめ―日本思想史から考える神道