科目名 日本文学史I 
副題 和歌文学史概説 
担当者 伊藤 守幸 教授             
開講期間 春学期  単位 2 
曜日   時限 2 
配当年次 1〜  コース・ナンバー LIT-111-JA 

授業の到達目標
最初の勅撰和歌集である『古今和歌集』が,単に和歌文学史の背骨を形成するばかりでなく,広く日本文化史全般にわたる深い影響力を発揮し続けてきた事実を,具体的作品を読むことを通じて学んでもらう。  

授業の内容
前半の数回の授業では,『古今和歌集』の部立の意味に着目しながら,四季の部や恋の部の歌をできるだけ多く読み解いて行く。後半の授業では,『古今和歌集』と他の作品や作家との関係について,ジャンルや時代を超えた考察を行う。具体的には,『枕草子』や『源氏物語』との関係,更には近代の正岡子規や三島由紀夫との関係について論及する。  

教材
教科書:古今和歌集岩波書店(岩波文庫)
参考資料等については,適宜授業で紹介する。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
『古今和歌集』の読解を中心に2時間程度の予習が望ましい。  

成績評価の方法
授業への取り組み方やレポートの内容を総合的に判断して評価する。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
火曜日午後1時半〜2時半
moriyuki.ito●gakushuin.ac.jp(change ● to @)

授業計画
第1週受講者数の確認と授業計画の説明
第2週『万葉集』と漢詩集
第3週仮名の発明と『古今和歌集』の成立
第4週『古今和歌集』の部立の意味について
第5週『古今和歌集』四季の部概観(春)
第6週『古今和歌集』四季の部概観(夏)
第7週『古今和歌集』四季の部概観(秋)
第8週『古今和歌集』四季の部概観(冬)
第9週『古今和歌集』恋の部概観
第10週『古今和歌集』と『枕草子』
第11週『古今和歌集』と『源氏物語』
第12週『古今和歌集』の受容史と正岡子規
第13週三島由紀夫と『古今和歌集』(1)
第14週三島由紀夫と『古今和歌集』(2)
第15週現代における『古今和歌集』の再評価