科目名 伝統文化論VII(邦楽) 
副題 雅楽と平安時代の宮廷文化 
担当者 遠藤 徹 講師             
開講期間 春学期  単位 2 
曜日   時限 5 
配当年次 1〜  コース・ナンバー TRD-123-JA 

授業の到達目標
日本の雅楽の概要と特質,および日本文化における位置を理解する。  

授業の内容
日本の伝統音楽は多彩な種目がありますが,そのなかで最古層を形成しているのが雅楽です。雅楽は,5世紀から9世紀にかけて大陸から渡来した楽舞や日本列島に古来伝わる歌舞を源流として,平安時代の宮廷社会で大成しました。平安時代以降も,日本の伝統音楽の形成にさまざまな影響を与えつつ,また日本の歴史と密接に関わりながら今日まで伝承されています。本授業では雅楽を様々な角度から読み解き,雅楽を生み出した平安時代の宮廷文化の特質,雅楽とそれ以後に発達した日本の伝統音楽の関係などを考えていきます。  

教材
参考文献:遠藤徹他別冊太陽 雅楽平凡社2004
遠藤徹雅楽を知る事典東京堂出版2013
柘植元一、遠藤徹他シルクロードの響き山川出版社2002
芝祐靖、遠藤徹他雅楽入門事典柏書房2006

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
理解が不十分な点は参考文献等で確認すること。  

成績評価の方法
試験

オフィス・アワー/教員との連絡方法
e-mail endo●u-gakugei.ac.jp(change ● to @)

授業計画
第1週総論
第2週雅楽の源流と東アジアの古代文化(1)
第3週雅楽の源流と東アジアの古代文化(2)
第4週楽舞の伝来と左舞・右舞
第5週御遊の成立と詩歌管絃
第6週平安時代の宮廷儀礼と雅楽
第7週古典文学に描かれた雅楽(1)枕草子など
第8週古典文学に描かれた雅楽(2)平家物語など
第9週宮廷歌謡の展開,催馬楽・朗詠・風俗歌・今様など
第10週神事の歌舞,御神楽・東遊など
第11週仏教儀礼と雅楽
第12週楽家と楽書
第13週中世以降の雅楽と伝統音楽の諸相(1)
第14週中世以降の雅楽と伝統音楽の諸相(2)
第15週総括