科目名 伝統文化論VIII(染織) 
副題 日本の伝統染織 
担当者 福島 雅子 准教授             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 3 
配当年次 1〜  コース・ナンバー TRD-124-JA 

授業の到達目標
日本の伝統的な染と織の文化についての基礎的な知識を修得する。現代に継承される伝統的な染織技法や作品に触れ,日本の伝統文化についての理解を深める。  

授業の内容
現代まで継承される「きもの」とともに,日本の伝統的な染と織の文化は今日まで受け継がれてきた。近年では,国が主導するクール・ジャパン戦略において,日本の伝統工芸に着目した文化輸出が図られるなど,国際社会へ日本をアピールするための重要なツールとして,日本の染織を含む伝統工芸が注目されている。一方で,生活スタイルの変化により,日本各地に発展してきた多様で独創的な染織文化のうち,存続が危ぶまれるような深刻な状況に直面している地域も少なくない。
本講義では,世界に誇ることのできる日本の伝統的な染織文化について,代表的な産地に着目して学んでいく。講義の中では,現在に継承される伝統的な染織技法や実際の染織品などに触れる機会も設け,現代まで生き続ける伝統文化をより深く理解することを目指したい。  

教材
参考文献:丸山伸彦・道明三保子すぐわかる 産地別 染め・織りの見わけ方東京美術2012
授業時に,適宜資料を配布する。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
毎回の授業後には,配布資料と指定した参考文献等を確認し,授業内容を十分に理解すること。  

成績評価の方法
課題と学期末試験(80%),授業への参加態度(20%)により総合的に評価する。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
月曜4限
質問等は授業後に受け付ける。それ以外の時間は日本文化学科事務室を通じて連絡を取ること。

授業計画
第1週ガイダンス
第2週日本の伝統染織
第3週日本の染と織(1) 江戸小紋
第4週日本の染と織(2) 南部絞
第5週日本の染と織(3) 小千谷縮・越後上布
第6週日本の染と織(4) 結城紬
第7週日本の染と織(5) 有松・鳴海絞
第8週日本の染と織(6) 京友禅
第9週日本の染と織(7) 京鹿の子
第10週日本の染と織(8) 西陣織
第11週日本の染と織(9) 博多織
第12週日本の染と織(10) 久留米絣
第13週日本の染と織(11) 紅型
第14週日本の染と織(12) 芭蕉布
第15週まとめ ―染と織にみる日本の美意識―
授業計画は変更することがある。