科目名 日本生活文化史III(食文化) 
副題 日本の食生活の変遷 
担当者 宇都宮 由佳 講師             
開講期間 春学期  単位 2 
曜日   時限 4 
配当年次 1〜  コース・ナンバー LIF-127-JA 

授業の到達目標
日本の食文化を歴史的変遷から理解する.日本の食の成り立ち,すなわち過去の食スタイルが現在に至るまでの過程を学ぶことで,現時点から将来の食を考える力を身につける.  

授業の内容
日本の食生活を中心として,各時代の自然環境,政治,経済,宗教,文化など社会情勢を背景に,どのようなモノをどのように調理して食してきたのか,その時代の特徴と食の変遷を解説する.
また,日本の食文化は,様々な国・地域の文化の影響を受けながら形成してきた.そこで,外来の食文化の受容,従来の食スタイルの変容,発展あるいは衰退について事例をあげながら,日本の食文化の成り立ちを紐解いていく.  

教材
毎回,教員が用意したプリント(2-3枚)で授業を進める.参考書は適宜紹介する.
学生はA4サイズのファイルブックを用意しておくこと.

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
準備学習は,授業内容にあわせて適宜指示する.A4サイズで1ページ以上の課題である.  

成績評価の方法
小レポート(20%),理解度の確認(50%),授業への取り組み(30%)で評価をする.

オフィス・アワー/教員との連絡方法
メールにて連絡を受ける

授業計画
第1週授業の進め方の説明,食文化の成り立ち
第2週旧石器時代・縄文・弥生時代―厳しい自然環境下での食物,稲の伝播
第3週古墳時代から飛鳥時代―米と律令国家(政治)
第4週奈良時代から平安時代―貴族食の発達,大饗料理,中国文化の影響
第5週鎌倉時代―武士の食事,携帯・保存食,市の発達
第6週精進料理―禅風食の普及,仏教の一般大衆化
第7週室町時代から戦国時代―本膳料理,庖丁流派の成立
第8週懐石料理と会席料理
第9週安土・桃山時代―南蛮文化の流入,南蛮菓子,卵料理の登場
第10週江戸時代―発達した庶民の料理
第11週卓袱料理と普茶料理
第12週行事食と郷土食
第13週明治・大正・昭和(戦前)−西洋化と肉食,和洋折衷
第14週昭和から現代―家電製品の普及, 技術の発展
第15週将来の食を考える―国際化と伝統食
授業は,教員が用意したプリント,パワーポイント,DVDなど活用して実施する.