科目名 ☆日本文学論VIII(近現代) 
副題 日本近代小説史 
担当者 木村 直恵 准教授             
開講期間 春学期  単位 2 
曜日   時限 2 
配当年次 2〜  コース・ナンバー LIT-222-JC 

授業の到達目標
日本の近代小説の歴史を学び,文学史の基礎を身につける。
日本の近代文学の展開を,歴史や思想の流れとともに理解する。  

授業の内容
この授業では明治から昭和期に至る近代日本の小説の歴史についての概説を行う。作家と作品とが生み出される歴史的・社会的なコンテクストを学びつつ,日本の近代小説が模索してきた問題と表現について探究する。できるだけ多くのさまざまな小説テクストに実際に触れてもらいたい。  

教材
教科書:安藤宏日本近代小説史』(中公選書中央公論新社2015

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
予習として教科書を事前に読み(1時間),また授業や教科書で扱った小説テクストを自分で読むこと(3時間)。  

成績評価の方法
授業時に提出するリアクションペーパー(40%)と,期末レポート(60%)により評価する。
なお,授業実施回数の1/3以上欠席した場合は,履修したとは認められない。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
金曜日・4時間目をオフィス・アワーとする。事前に直接授業中に,もしくは日本文化学科事務室をつうじてアポイントメントを取ること。

授業計画
第1週はじめに
第2週文明開化期の「文学」――戯作・翻訳小説・政治小説
第3週「小説」の誕生――坪内逍遥と二葉亭四迷
第4週言文一致と文壇形成
第5週『文学界』から悲惨小説・初期自然主義文学へ
第6週日露戦後文学
第7週自然主義・漱石・鴎外
第8週大正文壇の成立
第9週白樺派と教養主義
第10週マルキシズムとプロレタリア小説
第11週モダニズムの小説
第12週昭和前期の「文芸復興」
第13週戦争と文学
第14週戦後の作家たち
第15週高度経済成長下の小説