科目名 民俗文化論I(民俗信仰) 
副題 異界をのぞく 
担当者 山崎 祐子 講師             
開講期間 春学期  単位 2 
曜日   時限 1 
配当年次 2〜  コース・ナンバー ANT-201-JB 

授業の到達目標
民俗学の心意伝承の基本事項を学び,異界という概念を説明できるようにする。それぞれの身のまわりの事象を民俗学の視点で分析する方法を身につける。  

授業の内容
古い伝統的な行事や伝承ばかりではなく,今,自分たちの目の前で起きていることも民俗学の扱う対象である。この授業では,民間信仰の基礎知識をふまえながら,身近な問題を異界という概念を用いて解説する。民俗調査報告書,市町村史のほか,昔話,伝説,世間話,都市伝説,随筆,近世の地誌類などを,民俗学の視点でどう読むかを解説する。  

教材
教科書は使用せず,毎回,資料のプリントを配布する。参考文献は配布するプリントに記載し,授業時に適宜指示する。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
予習は特に必要ない。講義中に指示された重要な語句について復習すること。配布した資料を読み返す。  

成績評価の方法
リアクションペーパーなどの平常点(40パーセント),到達度確認テスト(60パーセント)を総合的に評価する。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
授業終了後に質問を受け付ける。ほか,日本文化学科事務室を通じて連絡を取る。

授業計画
第1週ガイダンス
第2週境界の民俗
第3週海と山1−魂の行方
第4週海と山2−富士信仰
第5週祈願の形
第6週呪いと占い
第7週口承文芸1−昔話と異界
第8週口承文芸2−西行話と民謡
第9週口承文芸3−皿屋敷と都市開発
第10週口承文芸4−都市伝説と学校の怪談
第11週口承文芸5−多摩ニュータウンの狐話
第12週柳田國男「妖怪談義」を読む
第13週異界をのぞく・狐の窓
第14週まとめ
第15週
授業内容は変更することもある。