科目名 ☆歴史資料論I(考古) 
副題 先史時代の考古学 
担当者 工藤 雄一郎 講師             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 5 
配当年次 2〜  コース・ナンバー HIS-219-JB 

授業の到達目標
先史考古学の基礎を学び,その研究目的と研究手法を学ぶ。
先史時代の遺跡研究の中で特に研究の進展の著しい年代学や環境考古学,植物考古学について理解する。
旧石器時代から弥生時代までの人々の生活の変化を理解する。  

授業の内容
文字がない先史時代の考古学とはどういった学問なのか。まずはその方法と研究対象の基礎を学ぶ。そのうえで,近年の考古学では,自然科学分析などを取り入れた学際研究が特にその重要性増しつつあることから,環境考古学,植物考古学などについて,旧石器時代から弥生時代までの研究事例を取り上げながら,最新の研究動向について理解する。  

教材
教科書:工藤雄一郎・国立歴史民俗博物館ここまでわかった!縄文人の植物利用第3版,新泉社2014
参考文献:工藤雄一郎・国立歴史民俗博物館さらにわかった!縄文人の植物利用第1版,新泉社2017
松井章環境考古学マニュアル同成社2003
教材として,毎回プリントを配布する。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
教科書,参考書に目を通し,疑問点を授業中に質問できるようにすること。  

成績評価の方法
授業への参加態度,学期末試験による。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
学科事務室を通して連絡を取ること。

授業計画
第1週先史考古学とは何か
第2週先史考古学の研究史(ヨーロッパ)
第3週先史考古学の研究史(日本)
第4週人類の進化と旧石器時代の始まり
第5週ネアンデアルタール人と現代人
第6週現代人的行動とは何か―後期旧石器時代の環境と人類―
第7週先史学と年代学
第8週土器の出現の歴史的意義―縄文時代の始まりー
第9週環境考古学とは何か
第10週貝塚から分かること―動物考古学とその方法―
第11週縄文時代の植物利用と管理・栽培
第12週ウルシと漆の考古植物学
第13週縄文時代の土偶と精神文化
第14週縄文時代から弥生時代へ
第15週まとめと解説