科目名 ☆現代文化論I(都市論) 
副題  
担当者 岩館 豊 講師             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 2 
配当年次 2〜  コース・ナンバー SOC-301-JD 

授業の到達目標
1)現代都市をめぐる課題や議論について基本的な知識を身につける。
2)都市や文化に関する現象を社会の成り立ちや変化と関連づけて考察できるようになる。
3)具体的な都市や文化事象について調べ思考したことを表現できるようになる。  

授業の内容
都市とは,人々の新たなつながりや文化が生まれてくる場所です。その一方で,一定のつながり方や生き方を強いてくるような空間でもあります。この授業では,グローバル化,貧困・格差や労働,災害などのテーマや議論を中心にとりあげながら,現代文化の特質や課題そして可能性について,都市(論)という視角から考察していきます。都市で起こる事象には,社会のあり方や変化といったものが,しばしば矛盾や困難をともないながら具体的なかたちで立ち現れてきます。と同時に,都市に生きる人々の実践には,新たな文化と生き方の胎動があります。都市の現実に学ぶことは,来たるべき都市と文化をつくるための手がかりを探究することに他なりません。  

教材
教科書:中筋直哉・五十嵐泰正よくわかる都市社会学ミネルヴァ書房2013
参考文献:町村敬志都市空間に潜む排除と反抗の力』(差別と排除の〔いま〕明石書店2013
若林幹夫都市論を学ぶための12冊弘文堂2014
特定の教科書は使用しません。授業のなかで,参考となる文献などを紹介していきます。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
予習・復習として,毎回配布するレジュメや資料をよく読んできてください。
受講生は,講義内容に関する中間レポートおよび最終レポートを執筆していきます。レポート作成のための作業が必要となります。  

成績評価の方法
毎回の授業後に提出するリアクション・ペーパー(15%),中間レポート(35%),最終レポート(50%)を総合して評価します。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
授業の前後に声をかけてください。それ以外の時間は学科事務室を通じて連絡をとってください。

授業計画
第1週オリエンテーション
第2週導入:社会変動と都市
第3週高度経済成長と都市(1):都市問題
第4週高度経済成長と都市(2):「金の卵」
第5週グローバル化と都市(1):郊外の団地から
第6週グローバル化と都市(2):郊外の団地から
第7週レポートについて:都市を調べ,書く
第8週新自由主義と都市(1):貧困と格差
第9週新自由主義と都市(2):過重労働と不安定雇用
第10週新自由主義と都市(3):若者の労働組合
第11週災害と都市(1):阪神・淡路大震災の経験
第12週災害と都市(2):東日本大震災とボランティア
第13週災害と都市(3):東京のインフラ危機
第14週ヒトーモノの集合としての都市
第15週まとめ
受講人数や受講生との議論に応じて,計画を組み替えていくことがあります。