科目名 ☆現代文化論IV(ファッション) 
副題  
担当者 徳井 淑子 講師             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 2 
配当年次 2〜  コース・ナンバー LIF-204-JD 

授業の到達目標
現代ファッションの成立の経緯を理解し,私たちの生活のなかで生まれる新たなファッションについて批評できるようになる。また服飾における異文化交流の事例を理解し,比較文化の視野で日本の服飾文化を説明できるようになる。  

授業の内容
現代ファッションの造形性と精神性を歴史的視野と比較文化の視点でとらえ直してみる。現代文化の産物と思われている今日のファッションは,意外に歴史のなかにルーツをもっている。新しいファッションとは,過去の服飾のさまざまな要素の組み合わせによって生まれると言ってもよい。一方で,今日の世界のグローバル化のなかで私たち日本人の服飾は,もはや和洋の二項対立によってとらえることはできない。本講義では,19世紀から今日にいたるヨーロッパの服飾事象,および東西の服飾文化の交流を紹介し,造形性の背景にある精神性を考察しながら現代服飾の特質を考える。  

教材
参考文献:京都服飾文化研究財団ファッション第1版,タッシェン2005
深井晃子カラー版世界服飾史第2版,美術出版社2010
徳井淑子図説ヨーロッパ服飾史』(ふくろうの本第1版,河出書房新社2010
教科書を使用しない。適宜プリントを準備する。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
毎回の授業の準備として復習に2時間以上,予習に2時間以上をかけること。  

成績評価の方法
学期末試験(50%),中間レポート(30%),毎回の授業後に提出するリアクション・ペーパー(20%)を総合して評価する。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
tokui.yoshiko●ocha.ac.jp(change ● to @)

授業計画
第1週授業概要の説明
第2週現代モードの誕生(1)20世紀ファッションの簡素化
第3週現代モードの誕生(2)シャネルの功績
第4週現代モードの誕生(3)ダンディスムの精神
第5週歴史の記憶(1)黒服の系譜とクロモフォビア
第6週歴史の記憶(2)色と文様に対する感情の東西比較
第7週歴史の記憶(3)色彩調和の比較文化
第8週模倣とファッション(1)デザイナーとコピー
第9週模倣とファッション(2)オリジナリティと引用
第10週模倣とファッション(3)復古調と異国趣味
第11週模倣とファッション(4)近代の洋装化とジャポニスム
第12週模倣とファッション(5)流行とブランド
第13週身体呈示の社会性(1)ジェンダー
第14週身体呈示の社会性(2)からだの矯正・整形・変形
第15週理解度の確認