科目名 現代生活論IV(個人と集団) 
副題 貧困と社会的排除 
担当者 時安 邦治 教授             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 1 
配当年次 2〜  コース・ナンバー SOC-312-JD 

授業の到達目標
社会学が問題にしてきた貧困と社会的排除の諸相について,データにもとづいて現状を理解し,望ましい社会のありかたを考えられるようになる。  

授業の内容
現代の日本社会の「格差」がさまざまに論じられ,人々の貧困や社会的排除,とりわけ「女性の貧困」や「子どもの貧困」が重大な問題だと意識されているにもかかわらず,格差や貧困の問題は一向に解決に向かっているようには思われない。この授業では,格差,貧困,社会的排除を捉える理論的・実践的な視点と諸データを提示しながら,社会的連帯と生活保障の必要性とその方策を考えていく。  

教材
参考文献:岩田正美現代の貧困――ワーキングプア/ホームレス/生活保護』(ちくま新書筑摩書房2007
阿部彩弱者の居場所がない社会――貧困・格差と社会的包摂』(講談社現代新書講談社2011
橘木俊詔編著格差社会』(福祉+αミネルヴァ書房2012
教科書は使用せず,適宜プリント等を使用する。なお,配布済みのプリントを後日あらためて配布することはしない。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
ほぼ毎週オンライン学習システムを通じて課題を出すので,それに取り組むこと。  

成績評価の方法
学期末のテストまたはレポート(50%)とオンライン課題(50%)により評価する。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
火曜日4限。会議が入ることがあるのでメール等で事前に連絡すること。
kuniharu.tokiyasu●gakushuin.ac.jpまでメールで。(change ● to @)

授業計画
第1週イントロダクション
第2週リスク社会と個人化
第3週格差,貧困,社会的排除(1)
第4週格差,貧困,社会的排除(2)
第5週ホームレス状態(1)
第6週ホームレス状態(2)
第7週女性の貧困(1)
第8週女性の貧困(2)
第9週子どもの貧困(1)
第10週子どもの貧困(2)
第11週外国人の困窮(1)
第12週外国人の困窮(2)
第13週シティズンシップの諸権利
第14週シティズンシップから人権へ
第15週講義のまとめ
授業計画は変更することがある。