科目名 比較文化論V(社会) 
副題 写真の中の江戸 
担当者 金行 信輔 講師             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 3 
配当年次 3〜  コース・ナンバー HIS-305-JE 

授業の到達目標
写真(古写真)の分析を通して,都市江戸の風景と地形,建築と空間の実態を知り,江戸の人びとがどのような空間・環境の中で生活していたのかを理解する。地図・絵図・文献など関連する諸資料を用いて,写真を読み解く方法を身につける。  

授業の内容
幕末以来,都市の風景を写した写真(古写真)は数多く残されているが,歴史学的観点からの分析は十分に進んでいない。そこでこの授業では,写真を丁寧に分析し,都市江戸の風景・地形・建築・空間の実像・実態を明らかにする。同時に江戸期・明治期の地図・絵図・建築図・文献など関連する諸資料の活用,撮影地点の現地調査によって写真の内容を読み解く方法を解説する。写真をその細部まで読み解くことによって,これまで絵画のみでイメージされていた都市江戸の姿がリアルに浮かび上がってくることだろう。  

教材
教科書:金行信輔写真の中の江戸(仮)ユウブックス,2017年8月刊行予定
その他,参考書は授業で適宜紹介する。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
教科書,参考文献の内容を確認する。  

成績評価の方法
期末試験(100%)。出席状況も考慮する。期末試験は教科書,ノート,配布資料の持ち込みを可とする。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
事務室を通して連絡すること。

授業計画
第1週はじめに―授業内容について
第2週歴史資料としての写真―なぜ写真なのか
第3週写真の伝来と江戸
第4週写真を読み解くための知識―地図・絵図の読み方,都市の構成要素と建築
第5週江戸のパノラマ―愛宕山(1)
第6週江戸のパノラマ―愛宕山(2)
第7週江戸城とその周辺(1)―江戸城
第8週江戸城とその周辺(2)―霞ヶ関・永田町
第9週江戸城とその周辺(3)―日本橋・築地
第10週人びとのすがた
第11週名所寺院(1)―五百羅漢寺
第12週名所寺院(2)―浅草寺
第13週外堀に沿って(1)―お茶の水・外神田・市谷
第14週外堀に沿って(2)―赤坂見附・赤坂黒鍬谷
第15週補足とまとめ
授業計画は変更することがある。