科目名 国際コミュニケーション基礎演習IIK・IVK 
副題 東アジアにおける人の移動と文化交流 
担当者 羅 京洙 准教授             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 4 
配当年次 1
2 
コース・ナンバー ARE-135-IX
ARE-283-IX 

授業の到達目標
東アジアの国際関係を,人と文化の移動と交流という観点から分析し,そこから見えてくる東アジアという地域の「実態」を把握することを試みる。  

授業の内容
グローバリゼーションが進む中,今日の東アジア地域では,近代の産物である国民国家の領土範囲に必ずしも収まらない個人や民族(エスニック・グループ)のような超国家的存在への関心がますます高まっている。「国民」という美名のもとに国家の枠内に閉じ込められて外部世界から孤立してきた様々な個人や民族は,東アジア国際関係の変容を自覚し,国境という物理的・心理的境界を越える移動と交流を繰り広げている。本演習では,東アジアの人々が国家,国境,国民,民族といった既存の体制や概念を如何に揺るがし,新たな地域空間とそこでの共通の地域的アイデンティティを創る担い手としてどのような役割を果たしているのかを理解する。また本演習では,国境を越える人々の移動によって文化の移動,さらには文化の交流と創造が行われるという構造とその事例についても一緒に学ぶ。なお,本演習は,大学生にとって必須のアカデミックな思考法と方法論をふまえつつ,(1)担当教員による講義,(2)関連文献の輪読,(3)学生によるプレゼンテーションを軸に進める。  

教材
教科書:佐藤望編著アカデミック・スキルズ:大学生のための知的技法入門第2版,慶應義塾大学出版会2012
その他の参考文献については演習時に紹介する。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
指定したテキストや参考資料をあらかじめ読んだ上で,毎回の演習に臨むこと。毎回の演習の準備として,予習・復習合わせて4時間以上をかけること。  

成績評価の方法
演習への参加態度・貢献度(30%),プレゼンテーション(30%),課題・レポート(40%)で評価する。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
演習の内容について質問などがある場合には,水曜日のオフィス・アワー(16:30〜17:30)に研究室まで来ること。教員との連絡方法については初回の演習時に案内する。

授業計画
第1週イントロダクション
第2週アカデミックな思考と方法(1)
第3週アカデミックな思考と方法(2)
第4週講義:東アジアにおける人と文化の国際移動
第5週講義:人の移動と多文化共生<日本篇>
第6週講義:人の移動と多文化共生<韓国篇>
第7週文献講読と討論(1)
第8週文献講読と討論(2)
第9週文献講読と討論(3)
第10週プレゼンテーションと討論(1)
第11週プレゼンテーションと討論(2)
第12週プレゼンテーションと討論(3)
第13週プレゼンテーションと討論(4)
第14週プレゼンテーションと討論(5)
第15週総合討論・総括