科目名 ※国際関係論IV(将来展望) 
副題 21世紀の国際関係 
担当者 畠山 圭一 教授             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 3 
配当年次 2〜  コース・ナンバー INR-205-IC 

授業の到達目標
近代的価値観,特に20世紀の価値観が国際関係に及ぼした影響とそこから人類が学んだ教訓を探り,その知見をもとに,21世紀の国際社会における潮流変化の意味を理解し,国際社会の将来を展望する力を養う。  

授業の内容
21世紀を迎えた今日,国際社会の環境は急速に変化しつつある。それは単に冷戦が終わったということではなく,大戦争や冷戦あるいは大恐慌の背景にあった(時には主因であった),観念や価値観がその説得力・影響力を大きく失ったことや新たな技術が発達したことと深く関係している。今日,政治,経済,社会,国際関係等の思想潮流やシステムも大きく変わろうとしている。本講義では,20世紀から21世紀への時代潮流の変化を見つめながら,21世紀の国際関係の姿を展望し,21世紀に人類が直面するであろう国際関係の課題と日本の対外政策のあり方を検討する。  

教材
教科書:添谷芳秀編21世紀国際政治の展望慶應義塾大学出版会
本講義は何よりも予習・復習が重要であり,国際政治における20世紀の教訓と21世紀の課題についての深い議論が展開されている本書は,本講義の議論を深め,授業の到達目標を達成するために必携のテキストである。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
講義1時間あたり受講生が2時間程度の予習を行っていることを前提に講義を行うので事前にテキストの該当個所を読んで授業に臨むこと。  

成績評価の方法
定期試験(6割)とリポート(4割)の点数を合算して評価し,6割以上を合格とする。定期試験・リポートともに,受講者の内容理解と思索の深さを基準に評価する。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
火曜日 4限木曜日 3限
メール・アドレス keiichi.hatakeyama●gakushuin.ac.jp(change ● to @)研究室直通電話 03-3203-7436

備考
予習内容,授業内容について質問があれば授業中でも遠慮せずにしてほしい。なお3回連続欠席,計5回の欠席で受講停止とする。また受講態度の悪い場合も欠席扱いとする。無断退出は認めないので,やむをえない事情で退出する際は必ず一言断るようにしてほしい。

授業計画
第1週導入―検討課題と分析方法
第2週国際関係に関する文明史または人類史的視点
第3週20世紀はどんな時代だったのか【1】社会改革の実験
第4週20世紀はどんな時代だったのか【2】ナショナリズムの昂揚
第5週20世紀はどんな時代だったのか【3】経済学の発達
第6週20世紀はどんな時代だったのか【4】科学技術の進歩
第7週20世紀から21世紀へ【1】宗教の復権?
第8週20世紀から21世紀へ【2】情報化社会の波
第9週20世紀から21世紀へ【3】ボーダーレス=新たな帝国の出現?
第10週20世紀から21世紀へ【4】覇権安定論とその限界
第11週21世紀の国際関係【1】民主主義の将来
第12週21世紀の国際関係【2】経済自由主義の将来
第13週21世紀の国際関係【3】新しい国際システム
第14週21世紀の国際関係【4】戦争の未来
第15週総括―21世紀を希望の世紀とするために