科目名 国際政治II(日本の使命) 
副題 近代日本政治外交史 
担当者 齋藤 洋子 講師             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 2 
配当年次 2〜  コース・ナンバー POL-225-IC 

授業の到達目標
近代日本の主要な外交政策について学び,現代の日本が抱える外交問題を歴史的な背景を踏まえて理解できるようになる。  

授業の内容
本講義では,幕末から第二次世界大戦後にいたる日本の外交政策を概観し,近代日本が直面した問題,選択した政策を客観的に考察する。当該期は国際社会における日本の地位が激変した時代であり,政府要路者は難しい判断が迫られた。国内世論,国際社会の動向などを踏まえつつ,近代日本のリーダーたちは,どのような判断を下し政策を決定していったのか,その過程を再考する。
また,現在日本が直面している外交問題についても,授業との関連の中で適宜解説,分析していく。  

教材
参考文献:井上寿一日本外交史講義岩波書店2003
佐道明広,小宮一夫,服部龍二 編人物で読む近代日本外交史 : 大久保利通から広田弘毅まで吉川弘文館2009
佐道明広,小宮一夫,服部龍二 編人物で読む現代日本外交史 : 近衛文麿から小泉純一郎まで吉川弘文館2008
I.ニッシュ 著 ; 宮本盛太郎 監訳日本の外交政策 : 1869-1942 霞が関から三宅坂へミネルヴァ書房1994
関静雄近代日本外交思想史入門ミネルヴァ書房1999
その他授業中適宜紹介する。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
予習:毎回の授業に関する歴史的流れを参考書などで確認しておくこと。
復習:授業中紹介した参考文献などを読み理解を深めること。  

成績評価の方法
レポート 50%
期末試験 50%

オフィス・アワー/教員との連絡方法
質問等は授業後に受け付ける。それ以外の時間は学科事務室を通じて連絡を取ること。

備考
近代史の基本的な流れは理解しているものとして授業を進めます。高校で日本史を選択しなかった場合などは,解説書や参考書で大まかな流れを掴んでおいて下さい。

授業計画
第1週ガイダンス/ペリー来航の衝撃
第2週開国後の対外危機―薩英戦争,下関戦争,外国人殺傷事件―
第3週岩倉使節団の見た世界
第4週マリア・ルス号事件
第5週条約改正交渉(1)
第6週条約改正交渉(2)/大津事件
第7週初期議会と日清戦争
第8週日英同盟の成立と日露戦争
第9週日韓併合と日本の大陸政策
第10週第一次世界大戦と日本
第11週ワシントン体制と協調外交
第12週満州国樹立と国際連盟脱退
第13週アジア新秩序と日米交渉
第14週占領下の日本
第15週講和条約と日米安保条約