科目名 国際経済II 
副題 経済学や統計学を通して世界の動きをどう見るか 
担当者 宇野 公子 教授             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 3 
配当年次 2〜  コース・ナンバー ECO-218-IC 

授業の到達目標
国際経済学の2大分野である国際貿易と国際金融について概説する。貿易理論や貿易政策などの国際経済学の基本的知識をもとに,なぜ財・サービス貿易や海外投資が必要になり,それに伴ってどのような問題が発生し,政府が介入するのかを学ぶ。同時に実体経済と表裏一体の関係にある,外国為替や通貨制度などの基本的知識についても学び,国際金融とそれに対する政府の介入について考えることを通じて,様々な国際経済問題について論理的に考える力を身に付けることを目指す。  

授業の内容
国際経済学の基礎的な理論や現状について考察する。現代の経済はグローバル化の進展により,ヒト,モノ,カネなどが国境を越えて活発に移動する。国際経済学は大きく国際貿易と国際金融に分けられる。本講義では,経済のグローバル化が進展している中で,さまざまな国際貿易・金融の問題について,IMF,
WTO等の国際機関の活動を中心に考えていきたい。  

教材
教科書:N・グレゴリー・マンキューマンキュー入門経済学第2版,東洋経済2014
参考文献:スティグリッツ・ウォルシュ入門経済学第4版,東洋経済2012
伊藤元重ゼミナール国際経済入門第3版,日本経済新聞社2005
教材:適宜配布する。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
準備学習:各2時間  

成績評価の方法
期末テスト(70%) 授業中の参加・発表(30%)で総合評価する。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
木曜日昼休み
学科事務室経由

授業計画
第1週国際貿易体制―GATT・WTOの変遷と役割
第2週貿易摩擦―日米貿易摩擦
第3週アジアの経済発展―輸出志向工業化
第4週貿易と産業構造の調整―衰退産業の問題
第5週直接投資―企業の海外進出
第6週グローバル化と企業―企業の国際的事業展開
第7週経済統合―FTA・EPA
第8週IMF体制―IMFの変遷と役割
第9週経済政策と経常収支―貿易収支の黒字と赤字
第10週金融・財政政策―国際的な影響
第11週通貨統合―ユーロ
第12週国際資本移動―国境を越える資金
第13週通貨危機―発生の原因と影響
第14週累積債務―要因と対応
第15週まとめ