科目名 言語学II 
副題 言語における音声と意味 
担当者 佐藤 琢三 教授             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 2 
配当年次 1〜  コース・ナンバー LIN-102-IB 

授業の到達目標
音声学・音韻論と意味論の分野をとりあげる。音声学・音韻論に関しては,その基本概念の習得を徹底して図り,外国語学習及び外国語教授の基礎としたい。また,意味論に関しては,言語の本質が人間のもののとらえ方にあるという考え方に基づき,人間という種の本能とも言うべき意味づけという行為から言語現象の諸相や言語文化の基底にある発想のあり方について理解する。  

授業の内容
この授業では言葉の研究の諸分野のうち,音声と意味に焦点をあてる。われわれが日ごろ何気なく発している言語音はどのような構造をしていて,どのような規則性が潜んでいるのだろうか。外国語を学んだり教えたりする際に,どのような知識をどのように活用するべきなのだろうか。また,われわれが日ごろ何気なく発している言葉の意味の本質とはいかなるものだろうか。言葉の意味の研究を通してみえてくるものは何なのだろうか。このような問題について受講者とともに考える。  

教材
なし。毎回,プリントを配布する。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
各2時間程度。配布プリントに基づいて講義するので予習はできないが,復習を徹底すること。  

成績評価の方法
中間試験と期末試験による。評価は厳密に行う。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
月曜4限
emailによるtakuzo.sato●gakushuin.ac.jp(change ● to @)

備考
意欲のある者であれば誰でも歓迎するが,教室内において学ぶ意思のない者,講義に集中することのできない者は目障りである。そのような者は,くれぐれも履修を遠慮してもらいたい。

授業計画
第1週導入
第2週外国語と発音の諸問題(音声学導入)
第3週アクセント(ピッチ=日本語とストレス=英語)
第4週子音の構造1
第5週子音の構造2
第6週母音・音素と異音
第7週音韻論の諸相
第8週まとめ・確認
第9週日常の言葉の意味を考える(意味論導入)
第10週認知意味論1(意味とは何か)
第11週認知意味論2(日英の比喩の発想と文化)
第12週認知意味論3(スル的言語とナル的言語)
第13週認知意味論4(全体と部分のとらえ方)
第14週認知意味論5(語結合と慣用句)
第15週まとめ・確認