科目名 地域研究基礎論II(第三世界) 
副題 中・東欧研究概論(2) 
担当者 中島 崇文 教授             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 3 
配当年次 1〜  コース・ナンバー ARE-104-IA 

授業の到達目標
地域研究の基本的な考え方を,中・東欧を事例として修得し,世界のその他の地域にも応用できるようになることを念頭に置いている。また,本学の協定校の比較的多い中・東欧地域に受講生が関心を持つようになることを期待している。  

授業の内容
春学期に引き続き,20世紀から21世紀にかけての中・東欧を様々な側面から概観する。地域研究基礎論Iを履修していない者はシラバスにおける当該頁も参照すること。  

教材
教科書:六鹿茂夫編著ルーマニアを知るための60章』(エリア・スタディーズ66明石書店2010
毎週,授業時にレジュメを配布し,これに基づいて講義する。世界史の知識が乏しい者は高校の世界史の教科書に目を通しておくことが望ましい。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
授業で用いるレジュメは原則として前の授業で配布するので,事前にしっかりと目を通しておくこと。また,教科書の該当箇所は毎週のレジュメの末尾に明記しているので,こちらも事前に読んでおくこと。  

成績評価の方法
記述式の期末試験の点数(約50%)及び毎週の授業終了時に提出する感想文の点数(約50%)を合計して100点満点として算出する。また,1回の欠席につき5点の減点とする。遅刻した際には,その理由を証明する書類が提示されない限り,出席とはみなされないので注意すること。受講態度に問題がある(私語,早退,居眠りなど)と判断される場合も大幅に減点される。受講生は遅刻せずに毎週出席するよう,最大限に努力すること。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
オフィスアワーは月曜日の15:00〜16:00とする。それ以外の時間帯にも可能な限り対応する。用事がある際には直接,4号館2階の担当教員の研究室に足を運ぶか,メールにて連絡すること(メールアドレスは毎回のレジュメに記載している)。

備考
基礎科目群に属する授業科目であるので,できる限り1年次,さもなければ2年次に履修することが望ましい。また,西洋芸術論,言語地理学も可能な限り併行して履修することをお勧めする。さらに,中欧国際協力研修参加予定者,国際コミュニケーション学科の1,2年生で中島ゼミへの申請を検討している者は,地域研究基礎論I・II,東欧文化論,国際コミュニケーション基礎演習Dをできるだけ履修し,かつ,優秀な成績を修めるよう努力すること(ゼミの選考に際しては,これらの授業を履修し,かつ,それらの成績の優秀な者が優先される)。

授業計画
第1週授業概要の説明
第2週中・東欧における二つの世界大戦と国境線の変化
第3週中・東欧における社会主義体制の導入
第4週中・東欧の社会主義期における政治と経済―西側世界との壁と計画経済―
第5週中・東欧の社会主義期における国威発揚の政策―教育とスポーツを中心に―
第6週中・東欧の社会主義期における社会と家族,破綻する経済
第7週中・東欧における社会主義体制の崩壊―無血あるいは流血の革命―
第8週中・東欧のポスト社会主義期における民族問題(1)ハンガリー人
第9週中・東欧のポスト社会主義期における民族問題(2)ロマ(ジプシー)
第10週中・東欧のポスト社会主義期における民族紛争―旧ユーゴスラヴィアの内戦と継承国家(1)―
第11週中・東欧のポスト社会主義期における民族紛争―旧ユーゴスラヴィアの内戦と継承国家(2)―
第12週中・東欧諸国のEUやNATOへの加盟と国境を越える人々の移動
第13週中・東欧における市場経済への移行と社会問題―民営化の推進,西欧への出稼ぎと取り残された子供たち―
第14週中・東欧の日本との交流―外交,文化,教育,ODA等,様々な観点から―
第15週総括