科目名 国際関係基礎論I 
副題 国際安全保障学の基礎 
担当者 畠山 圭一 教授             
開講期間 春学期  単位 2 
曜日   時限 2 
配当年次 1〜  コース・ナンバー INR-105-IA 

授業の到達目標
国際関係の基本構造と概念的枠組みを理解する。  

授業の内容
巨大で複雑な世界―その中の様々な問題をめぐって世界中のあらゆる人々や文化の相互作用によって展開される出来事を解明していくこと。それが「国際関係論」と呼ばれる学問の役割である。今日,私たちの生活は国際社会と切り離しては考えられない。食糧や衣類や各種消耗品,エネルギーや資源,金融や情報,その他の一切が国際社会との相互依存で支えられている。国際関係に関する的確な判断なくして私たちの日常生活は成り立たず,その意味で,国際関係研究に課せられた使命は非常に重い。だが国際関係研究がそうした役割を果たすには各国の文化や国内政治,経済はもちろん国家以外の主体(国際機構,多国籍企業,個人)によって営まれる国際的諸活動に関する様々な分野の学問的知見を必要とする。国際関係の研究は一般的には「国家間の紛争と協力」に関する研究であり,中でも最重要なテーマは「戦争と平和」の問題である。このテーマを扱う分野は,一般に「国際政治学」もしくは「国際安全保障学」と呼ばれ,常に国際関係研究の主流を形成している。国際関係基礎論は,初学者を対象に「国際安全保障学(国際政治学)」の視点から国際関係の基礎知識や概念の基礎的枠組みを提供することを目的とする。  

教材
教科書:村田晃嗣・君塚直隆・石川卓・栗栖薫子・秋山信将著国際政治学をつかむ有斐閣

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
受講生自らが2時間程度の予習及び復習を実施することを前提としている。テキストの指定箇所を熟読し,理解を深め,自らの課題を持って講義に臨んでほしい。  

成績評価の方法
国際関係に関する基本用語・基礎概念・基礎理論に関する理解度について判定するため,期末試験を実施し,6割以上の者を合格とする。試験は択一もしくは選択形式。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
火曜日 4限木曜日 3限
メール・アドレス keiichi.hatakeyama●gakushuin.ac.jp(change ● to @)研究室直通電話 03-3203-7436

備考
受講生が講義毎に2時間程度の予習及び復習を実施することを前提としている。国際関係基礎論は,本学,特に国際コミュニケーション学科,英語コミュニケーション学科の学生にとっては専門科目を受講する上での全般的基礎となる国際関係に関する基礎的な概念や用語を習得するための非常に重要な科目であり,その性格上,特に復習を励行してほしい。また,なるべく,すべての学生が,できれば1,2年時に受講することを強く勧める。なお,計4回の欠席または3回連続の欠席で受講停止とする。

授業計画
第1週導入:日常生活と国際関係
第2週激動する国際社会−世界はどこに向かうのか
第3週国際関係論の対象と方法
第4週国際関係の主体と環境
第5週国家システムの変遷−国際システムは時代とともに変化する
第6週国際関係の変遷−国際システムも時代とともに変化する
第7週20世紀の国際政治略史−20世紀は国際政治にとって激動の時代だった
第8週パワー・ポリティクス
第9週国家と対外政策
第10週外交
第11週国際紛争
第12週軍事力と軍備管理
第13週国際機構と国際法
第14週問題演習
第15週総括 激動する現代の世界政治システム−世界はどこへ行くのか