科目名 環境科学I 
副題 環境問題を理解するための自然・社会科学の基礎 
担当者 荘林 幹太郎 教授             
開講期間 春学期  単位 2 
曜日   時限 3 
配当年次 1〜  コース・ナンバー ENV-107-IA 

授業の到達目標
水,土,大気に係る環境問題の基礎的な事項を理解できる。  

授業の内容
環境やその保全に関わる複雑性を考えるとき,自然科学に加えて,経済学などの社会科学も含めた多様な分野の知見に基づく総合的な視野が必要となる。例えば,水質問題を議論する場合,どのような化学物質がどのような形態で水質汚染を引き起こすかということに関する科学的知識を踏まえた上で,汚染を減じるための最適な政策手段(規制,課税,補助金等)を経済学的な知見も援用しつつ決定しなければならない。
「環境科学I」では,水,大気,土にまつわる環境問題について自然,社会科学の両方を含む広角的な視点から捉えることによって環境問題の複雑性を概観し,その解決に向けた総合的視野の重要性をともに議論していきたい。  

教材
参考文献:中西準子環境リスク学日本評論社2005

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
毎回の宿題に4時間程度の負荷を想定  

成績評価の方法
宿題(出欠確認を兼ねる:20%),中間試験(自宅持ち帰り試験:20%),期末試験(60%)

オフィス・アワー/教員との連絡方法
水曜日昼休み
20070095●gakushuin.ac.jp(change ● to @)

授業計画
第1週イントロダクション
第2週水と環境(1):水循環の科学的メカニズムとそれに与える経済活動の影響(水質汚濁,水資源の枯渇)
第3週同上(2):水質の汚染とそれを軽減するための技術的および経済学的手法
第4週同上(3):水資源の枯渇とそれによる環境影響を軽減するための技術的および経済学的手法
第5週大気と環境(1):地球の大気環境の変遷と温暖化のメカニズム
第6週同上(2):温暖化防止のための国際的枠組
第7週同上(3):オゾン層の破壊,酸性雨
第8週土壌と環境(1):土壌の成り立ちと土壌汚染
第9週同上(2):塩害や砂漠化の進展と対応策
第10週農業と環境(1):農薬,化学肥料と食料・環境
第11週同上(2):窒素循環のメカニズム
第12週同上(3):バイオマス資源の活用
第13週リスク評価と費用便益分析(1)
第14週同上(2)
第15週まとめ