科目名 イスラム文化論II 
副題  
担当者 高尾 賢一郎 講師             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 3 
配当年次 2〜  コース・ナンバー ARE-203-ID 

授業の到達目標
イスラム社会(イスラム教が根付いた社会)における統一性と,地域毎の多様性を知る。教義としてのイスラム教と現実のイスラム社会がどう違うか,またなぜ違うかについて考察できるようになる。現実のイスラム社会で見られる諸問題について,その背景や特徴を説明できるようになる。  

授業の内容
イスラム教が社会に根付くとはどういうことかについて説明する。イスラム社会がイスラム社会であるための要素として何があるのかについて説明する。近代国家及び社会におけるイスラム教の位置付けについて,それに伴う諸問題を事例にして説明する。  

教材
教科書は使用せず,授業では適宜プリントを配布する。また各回ごとに参考書を紹介する。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
初回以降,次回授業で使用するプリントと参考書の重要箇所のコピーなどを配布する。授業にあたりこれらを2時間程度かけて熟読しておくこと。  

成績評価の方法
学期末試験(40%),中間レポート(1回,30%),毎回の授業後に提出するリアクション・ペーパー(30%)の3つを総合して評価する。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
質問等は,初回授業で指示するメールアドレスを通して,授業後に教室にて,あるいは学科事務室を通じて受け付ける。

授業計画
第1週導入:世界の中のイスラム
第2週イスラム社会の生活(1):儀礼
第3週イスラム社会の生活(2):教育
第4週イスラム社会の生活(3):ジェンダー
第5週イスラム社会の宗教権威(1):スンナ派の場合
第6週イスラム社会の宗教権威(2):シーア派の場合
第7週イスラム社会の民間信仰(1):様々な「聖者」
第8週イスラム社会の民間信仰(2):スーフィー教団
第9週イスラム社会の取り締まり(1):勧善懲悪
第10週イスラム社会の取り締まり(2):宗教警察
第11週イスラム社会の政治運動(1):イスラム主義
第12週イスラム社会の政治運動(2):ムスリム同胞団
第13週イスラム社会と過激主義(1):問題の背景
第14週イスラム社会と過激主義(2):問題の所在
第15週まとめ
理解度に鑑みた進捗状況を考慮して,授業内容を変更する場合がある。