科目名 ☆イギリス文化論I 
副題 英国史概観(古代ローマ〜近代) 
担当者 古庄 信 教授             
開講期間 春学期  単位 2 
曜日   時限 3 
配当年次 2〜  コース・ナンバー ARE-204-ID 

授業の到達目標
古代から近代に至る英国の歴史を概観しつつ,英国という国家形成のプロセスを社会的および言語的視点から考察する。これらの概念がおよそ理解され,試験において与えられた質問に適切に答えられるよう毎回の授業内容をまとめておくこと。  

授業の内容
ヨーロッパの西のはずれに位置するイギリスは今から約500年前までは日本同様,小さな島国にすぎず,耐えず大陸の列強の国々の脅威にさらされてきたが,同時に独自の文化を築いてきた。そしてイギリスの母国語は,いまや「ひとつの国の言葉Englsih」から「世界中のEnglishes」へと広まり,世界の共通語の地位を占めるまでに至った。この授業ではその小さな国が大きな力を得るに至った過程を概観しつつ,イギリスの文化とは何かを考えるきっかけとしたい。  

教材
教科書:古庄 信英語史とともに観るイギリス文化論I版,コーエー印刷2017
参考文献:出口保夫他21世紀イギリス文化を知る事典東京書籍2009
木下卓他イギリス文化55のキーワードミネルヴァ書房2009
指 昭博イギリスの歴史河出書房新社2002
毎回の授業でプリントを配布する。テキストは上記のものを初回の授業で購入してもらう。履修希望者は上記のテキスト,参考文献を必読の上,授業に臨んでもらいたい。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
上記の参考書・テキストなどを読み,毎回の講義内容について予め2〜3時間の予習をしておくことが望ましい。  

成績評価の方法
授業終了時に記入するワークシート(30%), 学期末試験(70%)をもって評価する。ワークシートの評価については欠席・遅刻・授業態度等も含まれる。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
月曜3〜4時限
国際コミュニケーション学科事務室窓口をとおして希望の日時を申し込むこと。

授業計画
第1週ガイダンスとイギリスの地理的理解ほか国家の名称について
第2週古代ローマ時代:ブリテンの歴史登場
第3週古代ローマ時代の遺産
第4週アングロ・サクソン〜ヴァイキング侵入
第5週ノルマン人征服
第6週中世1:十字軍遠征〜百年戦争
第7週中世2:カンタベリー物語にみる貴族・聖職者・庶民の生活
第8週中世3:バラ戦争〜王位継承をめぐって,そして市民階級の台頭
第9週近代1:ヘンリー8世とイギリスの宗教革命
第10週近代2:エリザベス女王の時代
第11週近代3:シェイクスピアと演劇文化1
第12週近代4:シェイクスピアと演劇文化2
第13週近代5:シェイクスピアの遺産〜新大陸へ
第14週近代〜現代1:大英帝国の繁栄と衰退
第15週まとめ
およそ上記の計画に沿って授業を行うが,実際の授業時間数に従って,若干の変更や入れ替えが出る場合もある。