科目名 東欧文化論 
副題 ドナウ流域諸国の歴史と文化 
担当者 中島 崇文 教授             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 3 
配当年次 2〜  コース・ナンバー ARE-220-ID 

授業の到達目標
東欧,特に南東欧の文化の諸側面に関する幅広い知識を身につける。  

授業の内容
ドイツ,オーストリア,スロヴァキア,ハンガリー,旧ユーゴスラヴィア諸国,アルバニア,ブルガリア,ルーマニアといったドナウ川流域を中心とする国々の歴史と文化について,多様な側面から講義する。地域研究基礎論I・IIと相互補完的な講義科目である。  

教材
教科書:柴宜弘編著バルカンを知るための66章』(エリア・スタディーズ48第2版,明石書店2016
六鹿茂夫編著ルーマニアを知るための60章』(エリア・スタディーズ66明石書店2010
毎週,授業開始時にレジュメを配布し,これに基づいて講義する。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
授業で用いるレジュメは原則として前の授業で配布するので,事前にしっかりと目を通しておくこと。また,教科書の該当箇所は毎週のレジュメの末尾に明記しているので,こちらも事前に読んでおくこと。  

成績評価の方法
記述式の期末試験の点数(約50%)及び毎週の授業終了時に提出する感想文の点数(約50%)を合計して100点満点として算出する。また,1回の欠席につき5点の減点とする。遅刻した際には,その理由を証明する書類が提示されない限り,出席とはみなされない。受講態度に問題がある(私語,早退,居眠りなど)と判断される場合も大幅に減点される。受講生は遅刻せずに毎週出席するよう,最大限に努力すること。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
オフィスアワーは月曜日の15:00〜16:00とする。それ以外の時間帯にも可能な限り対応する。用事がある際には直接,4号館2階の担当教員の研究室に足を運ぶか,メールにて連絡すること(メールアドレスは毎回のレジュメに記載している)。

備考
できる限り2年次,さもなければ3年次に履修するのが望ましい。また,関連科目である地域研究基礎論I・IIを履修済み,もしくは履修中であることが望ましい。また,秋学期には西洋芸術論,言語地理学も可能な限り履修することをお勧めする。さらに,中欧国際協力研修参加予定者,国際コミュニケーション学科の学生で中島ゼミへの申請を検討している者は,地域研究基礎論I・II,東欧文化論,国際コミュニケーション基礎演習Dをできるだけ履修し,かつ,優秀な成績を修めるよう努力すること(ゼミの選考に際しては,これらの授業を多数履修し,かつ,それらの成績の優秀な者が優先される)。

授業計画
第1週授業概要の説明
第2週東欧におけるドナウ川の概観とイメージ
第3週東欧におけるドナウ川の実態,運河建設と流域諸国間の協力
第4週東欧の窓口としてのウィーン
第5週東欧におけるギリシア的要素とローマ概念の変遷
第6週東欧における東方正教会(1)―起源と発展―
第7週東欧における東方正教会(2)―モルドヴァの修道院のフレスコ画の事例―
第8週東欧における巡礼―メジュゴーリエ,ニクラ,マリヤ・ビストリツァ,オフリド,カルヴァリア・ゼブジドフスカなどの聖地―
第9週東欧における吸血鬼や魔女への信仰
第10週東欧の食文化
第11週東欧における四季折々の風習
第12週東欧における社会主義時代の文化
第13週東欧におけるマス・メディア
第14週日本の東欧支援と東欧における対日感情
第15週総括