科目名 文化遺産学 
副題 文化財から文化遺産へ 
担当者 M.ウーゴ 准教授             
開講期間 春学期  単位 2 
曜日   時限 4 
配当年次 2〜  コース・ナンバー MSE-230-ID 

授業の到達目標
文化遺産の保護や活用の意味を理解すること。  

授業の内容
文化遺産は,移動可能な絵画から,広い土地に根づく遺跡までが含まれる。歴史的に重要なもの,芸術的に重要なもの,民俗学的に貴重なもの,さまざまである。芸術は,絵画と彫刻と建築からなるとされているが,本授業では建築を中心に西洋や日本で古代から現在まで,どのように芸術作品や歴史資料を扱ってきたのかを考える。芸術作品を鑑賞しながらも,複数の建物や都市空間からなる歴史地区を対象にし,地域や時代によって大きく異なるその保護方法について理解を深める。どのような「文化遺産」が保護対象になってきたかを時代追って考察し,「文化遺産」を通史的に理解することを目的とする。  

教材
参考文献:伊藤延男・濱島正士・他歴史的建造物の保存』(新建築学大系50彰国社1999
ユッカ・ヨキレット(著)、益田兼房(監修)建築遺産の保存-その歴史と現在』(立命館大学歴史都市防災研究センター叢書アルヒーフ2005

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
毎回の授業の前と後に必ず予習と復習し(授業の内容や指定した参考文献等),疑問点を授業中に質問できるように準備しておくこと。  

成績評価の方法
出席状況と授業時の積極性[10%],中間試験[30%],期末試験[60%]

オフィス・アワー/教員との連絡方法
金・3限
OH以外の時間は学科事務室を通じて連絡を取ること。

授業計画
第1週ガイダンス
第2週古代と中世にける文化財の保護
第3週近世以降の文化財修復事業
第4週19世紀:近代国家形成と歴史
第5週明治維新後の文化財保護
第6週文化財の調査
第7週博物館の設立
第8週文化財の保護行政1
第9週文化財の保護行政2
第10週文化財の保護行政3
第11週戦前の文化財保護
第12週戦中・戦後の文化財保護
第13週現在の文化遺産の保護
第14週文化遺産の保護と国際協力
第15週まとめ