科目名 特別総合科目XI(オリンピックの探究) 
副題 オリンピック・リテラシーの成熟に向けて 
担当者 荒井 啓子 教授             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 4 
配当年次 1〜  コース・ナンバー SPO-011-GA 

授業の到達目標
<各講師の講義テーマをから,以下の点を理解し深く考えるようにする。>
・近代オリンピックの理念とともに,オリンピックの歴史的背景を理解する。
・オリンピックに向けられた現代的諸問題とともに「文化」や「社会」のありようを考える。
・「国際交流とは何か」「国際協力とは何か」「世界の中の日本文化とは何か」を考える。
・2020TOKYOに向けて,同時に2020TOKYOのその後に目を向けて(For & Beyond2020),それぞれの課題を考える。
・スポーツ文化の表象力について考える。  

授業の内容
・オリンピックに深く関わる第一線の研究者,ジャーナリスト,あるいはオリンピアン・パラリンピアンが毎回ゲストスピーカーとして講義を行い,それぞれの専門的な立場や視点から,オリンピックの諸相を掘り下げ説き起こす。
・近代オリンピックの根本精神(オリンピズム)は,「文化・教育・スポーツを一体とした生き方の創造である」とオリンピック憲章に記されている。これは,オリンピック・パラリンピック競技大会が,単なるスポーツの祭典ではなく,世界中の異なる文化の異なる環境の人々がスポーツを通じて集い,互いの文化を知り,個々の生き方を理解し尊重することを目指していると言えよう。しかし,そこには,政治・経済・人種・メディア・ジェンダー等と関わる厳しい「現実」が内在してきた。そこで,本講義では,総合芸術と称され領域を超えてあらゆる「知」が注がれてきたオリンピックの歴史を辿るとともに,その光と影を浮き彫りにしつつ,現代社会におけるオリンピックとは何か,という問題に接近する。  

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
事前に配布する資料を参考にして,近代オリンピックの各大会の特徴について理解を深め授業の予習・復習に役立てる。  

成績評価の方法
授業への参加意欲(30%),理解度の確認(30%),レポート(40%)によって総合的に評価する。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
月曜日3時間目,火曜日4時間目
サポートセンターにて問い合わせること。

備考
履修については事前に人数調整を実施する。

授業計画
第1週ガイダンス<オリンピック概観>
第2週オリンピック起源論
第3週クーベルタンとオリンピック教育
第4週日本におけるオリンピックと嘉納治五郎
第5週オリンピックとメディア
第6週オリンピック招致:1940年東京大会
第7週1964東京大会と都市東京
第8週理解度の確認
第9週オリンピックとジェンダー
第10週オリンピックとスポーツ倫理〜ドーピングをめぐって
第11週アジェンダ2020とオリンピックレガシー
第12週現代社会とオリンピック休戦(Olympic truce )
第13週オリンピックと芸術〜アート・マネジメントの視点から
第14週異文化理解と近代オリンピックの相克
第15週戦後70年とオリンピックと報道
進度及び各講師の都合等により,テーマや日程の変更がある。
招聘する講師の詳細については,ガイダンスにおいて紹介する。