科目名 日本語表現法IIA 
副題 コミュニケーション状況に応じた口頭表現 
担当者 阿部 美菜子 講師             
開講期間 春学期  単位 2 
曜日   時限 3 
配当年次 1〜  コース・ナンバー JPL-115-GF 

授業の到達目標
研究発表等において,わかりやすく論理的な説明ができるようになる。
議論の場において,論理的で説得力のある話し方ができるようになる。  

授業の内容
現代社会では,同じ口頭表現と言っても,コミュニケーションの状況に応じて,大別すると2種類の異なった言語使用が必要とされる。1つ目は,1人ないしは少人数のよく知っている相手とのコミュニケーションの場面における言語使用で,2つ目は,よく知らない相手に対する比較的フォーマルな発話場面における言語使用である。前者のようなコミュニケーションの場は,人間が言語を獲得した時期から現在まですべての言語社会に普遍的に存在するものであり,そのような親しい相手との日常会話的な言語使用は,大学生の段階では既に十分経験済みである。これに対して後者のような状況での,特に説明的あるいは討論的な発話における的確な言語使用技術は,これからの社会生活において重要であるにもかかわらず,多くの学生にとって経験も少なく,訓練も不十分であると思われる。そこで,「日本語表現法II」では,コミュニケーション状況に応じた,的確でわかりやすく論理的な口頭表現力の習得を目標として授業を展開していく。特に,研究発表などの場におけるよりわかりやすい説明技術や,議論の場における論理的で説得力のある言語使用の訓練が中心となる。  

教材
適宜,資料を配布する。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
配布された資料に目を通し,授業内容の理解を深めた上で,準備(プレゼンテーション・ディベート)を行うこと。  

成績評価の方法
授業への参加態度(20%),プレゼンテーションと授業参加度(60%),提出物(20%)により評価する。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
サポートセンターを通して連絡をとること。

授業計画
第1週コミュニケーション状況の違いについて
第2週プレゼンテーション原稿および資料の構成と書き方(1)
第3週プレゼンテーション原稿および資料の構成と書き方(2)
第4週コミュニケーション状況における説明(1)― ひとりの相手に対する説明
第5週コミュニケーション状況における説明(2)― 少数の相手に対する説明
第6週コミュニケーション状況における説明(3)― 多数の相手に対する説明
第7週コミュニケーション状況における説明(4)― 学術的な発表(1回目)
第8週コミュニケーション状況における説明(5)― 学術的な発表(2回目)
第9週第4週から第8週までの比較検討とまとめ
第10週ディベート的手法を取り入れた口頭表現(1)― 論の立て方
第11週ディベート的手法を取り入れた口頭表現(2)― メモをとりながらの展開
第12週ディベート的手法を取り入れた口頭表現(3)― メモを活かした反駁
第13週ディベート的手法を取り入れた口頭表現(4)― ディベートの体験1
第14週ディベート的手法を取り入れた口頭表現(5)― ディベートの体験2
第15週まとめ
上記の計画は履修者の状況や講義の進捗状況により,一部変更することがある。