科目名 法学I 
副題 法学入門 (導入と刑事法の基礎) 
担当者 櫻井 大三 教授             
開講期間 春学期  単位 2 
曜日   時限 3 
配当年次 1〜  コース・ナンバー LAW-101-GC 

授業の到達目標
法律学の基本的な知識を習得する。教科書が扱う設例の中から刑事法上の論点を抽出し,法的根拠(刑法や刑事訴訟法の関連条文)を踏まえたうえで,その当否についての判断が下せるようになる。  

授業の内容
本講義は,法律の世界の基本的な仕組みを学習するための「法学入門」として位置づけられる。これまで法(学)ないし法律(学)に接したことのない初学者を対象に,具体例を交えた分かりやすい講義にしたい。
初学者にとって,法律(学)はとかく難解でとっつきにくいという印象が抱かれがちである。他方で,我々の日常生活は,そのほぼすべてがなんらかの形で法による規律を受けているのも事実であり,その意味では,法(律)がきわめて身近な存在でもあることも疑いを容れない。講義では,日常生活の中で法律が果たしている役割に気付いて頂きたいという思惑から,「HとJという,どこにでもいるごく普通の2人の大学生」が遭遇する自動車事故を素材として描かれた下記の教材をテキストに,法学の基礎(法学全体の導入に相当する部分)および刑事法の基礎(刑法や刑事訴訟法のさわりの部分)を概説する予定である。  

教材
教科書:松井茂記[他]はじめての法律学 HとJの物語』(有斐閣アルマ第4版,有斐閣2014
『六法』が必携となる(指定『六法』については,開講時に指示する)。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
予習120分:(十分理解できなくても)教科書の該当箇所を熟読(再々読)することが,何よりも重要である。
復習120分:授業中に書き込んだレジュメを入念に読み返すとともに,授業で言及した法令の条文を『六法』で再確認すること。  

成績評価の方法
(1)授業中に実施する小テストないしレポート(20%程度)
(2)学期末試験(80%程度)

オフィス・アワー/教員との連絡方法
水曜日の放課後,もしくは,木曜日の昼休み(但し,事前にアポを取ること)。
Eメールまたは事務室へ申し出られたい(メールアドレスは事務室にて確認されたい)。

備考
事前に教科書を読んでこなかったり,『六法』を準備せず授業に臨むようでは,教師がどんなに分かり易い説明を試みても,受講生の理解はおぼつかない(教科書・六法とも必携!)。この意味で,受講生には十分な予習・復習が求められる。また,専門用語も使いようによっては大変便利なものであるから,「難しい」と忌避する前に是非慣れて頂きたい(習うより慣れよ!)。

授業計画
第1週ガイダンス
第2週法律学習の心得
第3週法学の基礎 (1)
第4週法学の基礎 (2)
第5週法学の基礎 (3)
第6週法学の基礎 (4)
第7週刑法の基礎 (1)
第8週刑法の基礎 (2)
第9週刑法の基礎 (3)
第10週刑法の基礎 (4)
第11週刑事訴訟法の基礎 (1)
第12週刑事訴訟法の基礎 (2)
第13週刑事訴訟法の基礎 (3)
第14週刑事訴訟法の基礎 (4)
第15週総括
いずれかの機会に,法律実務家を招聘し特別授業を実施することを予定している。