科目名 哲学 
副題 哲学的に考える。 
担当者 杉山 晃太郎 講師             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 1 
配当年次 1〜  コース・ナンバー PHL-105-GC 

授業の到達目標
この授業では,以下を到達目標とします。
- 古代以来のヨーロッパの哲学者や思想家の考え方を学び,理解する。
- そうした考え方と,現代社会で取り上げられている複雑で多様な問題とのかかわりを理解する。
- 哲学的な考え方に基づく視点から,現代の諸問題を見つめ直し,自分の考えを根拠に基づいてまとめることができるようになる。  

授業の内容
私たちが「哲学」という言葉で呼んでいる学問は,今から2500年ほど前に古代ギリシアで始まり,その後ヨーロッパを中心に様々な形に変化し,またヨーロッパ以外の文明からの影響も受けつつ,人々の考え方や生き方に大きな影響を与えてきました。そして,今日,現代社会が抱えている科学技術,生命倫理,地球環境,政治経済に関連する問題を考える上でも,「哲学的に考える」ことが必要とされています。この講義では,哲学の歴史の中で取り上げられてきた様々な考え方を取り上げて,考えてみたいと思います。
具体的には,日本語の「哲学」とその原語の「フィロソフィア」という言葉の由来から始めて,古代から哲学において論じられてきた基本的な問題を取り上げます。その際,単に個々の問題を紹介するのではなく,身近な例を取り上げて,どのような状況の中からそうした問題が生じたのか,そして,それが現在の私たち自身や私たちの生活にどのようにかかわっているのか,講義していきます。  

教材
参考文献:ヨースタイン・ゴルデル(池田理代子訳)ソフィーの世界 -- 哲学者からの不思議な手紙 --NHK出版1995
竹内洋一郎(ほか)身近な哲学』(図解雑学ナツメ社2004
* 教科書は使用しません。授業内容,参考書等に関するプリントを毎回配布します。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
予習は不要です。授業後に,以下の点を中心に,毎回の授業で配布されたプリントを復習してください。
- 特に,プリント中に「☆」印で示された問いに対して,授業内容を踏まえて自分なりの考えとその根拠をまとめて,記録しておく。
- シラバス記載の参考書,あるいは,その回のプリントに記載された参考文献に当たり,内容の理解に努める。
- 興味関心をもった回の授業(2〜3回程度)のプリントに記載された参考文献を図書館等を利用して読み,理解を深める。  

成績評価の方法
授業内小レポートと学期末試験を総合して評価します。
○ 授業内小レポート(2回実施)(30%)
評価時のポイント
- 授業内容が正しく理解されているか。
- 根拠が適切に示されているか。
○ 学期末試験(小論文形式)(70%)
評価時のポイント
- 授業内容が正しく理解されているか。
- 自分の体験が適切に記述されているか。
- 自分の考えが筋道立てて記述されているか。
- 根拠が適切に示されているか。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
kotaro.sugiyama●gakushuin.ac.jp(change ● to @)* メール本文中に授業名とフルネームを記載すること。

授業計画
第1週ガイダンス -- 授業の進め方,「哲学」という言葉
第2週「わたし」と「世界」のこと
第3週科学と哲学
第4週とらえどころのないもの
第5週アトムの話
第6週感覚と経験
第7週三角形を見た人はいない!?
第8週これはなんですか?
第9週ものが存在するということ
第10週今日の「わたし」は,昨日の「わたし」とは違う!?
第11週あなたは,わたしのことを全然わかっていない!
第12週自然と人間
第13週どっちが得か,考えよう!
第14週神さまは存在する!
第15週知を愛する人