科目名 社会環境論I(環境法) 
副題 国際環境問題解決のための法制度 
担当者 小中 さつき 講師             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 3 
配当年次 1〜  コース・ナンバー LAW-008-GD 

授業の到達目標
世界でいかなる環境問題が生じているのかを知る。さらに問題解決に立ちはだかる障害を理解し,どのような解決方法が可能でありまた必要なのかについて,自分の意見を提示できるようになることを目標とする。  

授業の内容
近年,温暖化,越境大気汚染,絶滅危惧種の増加,海面上昇,砂漠化といった言葉を日常的に見聞きする。果たしてこうした地球環境問題が実際にどのような状況にあるのか,その原因,被害の程度また予測される将来の状況について理解し,そのうえで国際社会がこれらの問題に対し,どのように対応してきたのかまた対応しようとしているのかを学ぶ。
まずは国際環境法の特徴や基本原則を理解し,その後具体的な事例を取り上げながら,個別に問題を検討していく。
講義形式の授業であるが,受講生とともに授業を作っていきたいと考えている。そのため,受講生数に応じてディスカッションや意見を発表する機会を設ける。  

教材
教科書:松井芳郎国際環境法の基本原則版,東信堂2010
参考文献:西井正弘 臼杵知史編テキスト国際環境法版,有信堂2011
地球環境法研究会地球環境条約集第4版,中央法規出版2003
西井正弘編地球環境条約ー生成・展開と国内実施版,有斐閣2005
教材については最初の授業で説明を行うので,そのうえで各自準備されたい。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
授業で扱った事例や環境問題について配布した資料を再確認し,環境破壊を引き起こす原因と結果,また法制度の内容を復習し,しっかり理解すること。
その他に,関心のある問題については自分でさらに掘り下げ,また新聞には必ず毎日目を通し,環境関連の記事をしっかり読むこと。  

成績評価の方法
学期末確認テスト(80%)と授業内での小テスト,レポート,発言等(20%)を総合して評価する。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
メール satsukikonaka●gmail.com(change ● to @)

備考
新聞等の媒体を通して,環境に関する時事問題に関心を持つことを心掛けて欲しい。

授業計画
第1週ガイダンス
第2週国際環境問題とは何か
第3週国際法と国際環境法
第4週国際環境法の形成と発展(1)
第5週国際環境法の形成と発展(2)
第6週国際環境法の定立形式
第7週国際環境法の基本原則(1)
第8週国際環境法の基本原則(2)
第9週事後救済制度と事前防止制度
第10週国際環境条約の履行確保
第11週気候変動の防止と予防
第12週人権と環境
第13週武力紛争と環境
第14週貿易と環境
第15週確認とまとめ
できるだけ具体的な問題を通して自分の頭で考えることを重視したい。したがって,授業計画に基づき進めていく予定であるが,国際環境問題に関する国際社会や国際機構による新たな取り組みが見られた際には,多少授業内容を変更する場合もある。