科目名 環境コミュニケーション演習 
副題 体験学習と環境コミュニケーションとフードコンシャスネス教育 
担当者 品川 明 教授             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 1 
配当年次 M1〜  コース・ナンバー  

授業の到達目標
1.体験学習法と答えを教えない教育について十分に認識し,その手法を指導することができる.
2.体験学習法に基づいたファシリテーションを指導する能力があり,その問題点や改善点を指摘することができる.
3.コミュニケーションにとって重要な要素を指導することができる.
4.教育成果を客観的に判断する基礎的な統計手法を身につける.  

授業の内容
生態学や環境や食のことを知っていても,それらを受講者から引き出す能力がないと情報を伝えるばかりで自己満足の世界になりかねない。如何にコミュニケーションをとり,気づきや発見を与えるか。ディープコンセプトとしては自らがよりよい市民性・社会性のある人間になるとともに,そのような人間を養成する能力を持つことを目的とする。
身の周りの自然に目を向けると多くの生き物がいることに気がつく。小さな生き物が親指の爪ぐらいの広さの土の上を一生懸命生きている。そこにはヒトが生きていくのに必要な要素と共通のものがある。この生き物の生きている環境を壊すことをヒトは簡単に出来る。好きな生き物は大切にするが嫌いな生き物は大切にしない。その生き物への好き嫌いの判断はどのような理由からだろうか?美しいものと汚れたものの判断はどのような観点からだろうか?ヒトがいろいろな生き物に対していろいろな価値観を判断するとき,生き物の役割やその存在理由を考えて価値判断したことはあるだろうか?自然の中で知らず知らずのうちに生き物の価値を判断している自分を捉えたことはないだろうか?人間関係においても自然や生き物に対する価値判断と同様のことを知らず知らずのうちに行っていると気がついたヒトはいるだろうか?身の周りのあらゆるものに思いやりや気配りの心で接し,その生き物の役割や立場を理解することが出来たらすばらしい世の中が出来ることだろう。
本演習では国際交流の視点から,体験学習とコミュニケーションのあり方について実践し,ファシリテーション技術を磨き,健全なコミュニケーションとは何か?自分自身とは何か?価値観とは何か?異文化理解とは何か?自然とは何か?地球にとって大切なものは何か?国際交流するために必要なことは何だろうか?を考える。  

教材
特に指定しない.必要に応じてプリントを配布する.

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
食や環境に関する事前調査と事後調査が必要である。そのために,毎回4時間程度の学習が必要である。  

成績評価の方法
1.出席状況と積極的な発言など授業貢献度を重視する.(40%)
2.発表や指導体験を評価する.(30%)
3.独創的なアクティビティの考案することができる.(30%)

オフィス・アワー/教員との連絡方法
授業に関して質問がある場合は,akira.shinagawa@gakushuin.ac.jpまでメールで問い合わせるか,水曜日4限目のオフィス・アワーに環境教育センター(523教室)まで来ること。
akira.shinagawa●gakushuin.ac.jpにメールすること(change ● to @)

授業計画
第1週ガイダンス
第2週体験学習と人間関係コミュニケーションの実践1
第3週体験学習と人間関係コミュニケーションの実践2
第4週体験学習と人間関係コミュニケーションの実践3
第5週コミュニケーション指導経験1
第6週コミュニケーション指導経験2
第7週コミュニケーション指導経験3
第8週環境教育プログラムの開発1
第9週環境教育プログラムの開発2
第10週環境教育プログラムの実践1
第11週環境教育プログラムの実践2
第12週コミュニケーションと環境教育プログラムの再構築1
第13週コミュニケーションと環境教育プログラムの再構築2
第14週コミュニケーションと環境教育プログラムの再構築3
第15週まとめ