科目名 現代文化演習IA 
副題 「少女」と「女子」のメディア文化論 
担当者 時安 邦治 教授             
開講期間 春学期  単位 2 
曜日   時限 3 
配当年次 M1〜  コース・ナンバー  

授業の到達目標
日本のメディアの歴史社会学的な研究を通じて,日本のメディア史おける「少女」や「女子」の表象について知見を得て,日本のメディア関連文献を読み解けるようになる。  

授業の内容
「少女」と「女子」をテーマとする歴史社会学的なメディア研究の文献を講読する。文献は日本語で書かれたものを使い,日本のローカルなメディア・コンテンツについての情報を提供する。女性がメディアにおいてどのように表象され,意味づけられ,それが人々のジェンダー・アイデンティティに結びつくかは,古くてなお新しい研究テーマなので,いろいろと発見があることと思う。
外国人留学生が受講することを前提として,日本社会についての補足説明,日本語の専門用語についての解説なども授業内で行う。
授業は社会学的な内容が主となるが,この領域の初心者も歓迎する。  

教材
教科書:中川裕美少女雑誌にみる「少女」像の変遷出版メディアパル2013
米澤泉「女子」の誕生勁草書房2014
講読する文献については受講学生の関心を考慮して初回の授業で決定するので,それまでは教科書を購入しないこと。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
文献は事前に読み,質問等を用意してくること。発表に際しては,さまざまな角度からの質問に答えられるよう,レジュメの作成を含めて十分な準備をしておくこと。  

成績評価の方法
発表・授業への取り組み(70%),課題(30%)から総合的に評価する。特に議論への参加を重視する。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
火曜日4限。会議が入ることがあるのでメール等で事前に連絡すること。
kuniharu.tokiyasu●gakushuin.ac.jpまでメールで。(change ● to @)

授業計画
第1週イントロダクション
第2週「少女」の誕生
第3週少女雑誌の誕生と「少女」像の形成
第4週戦時下(1938年〜1945年)の「少女」表象
第5週占領下の子ども雑誌/戦後少女雑誌の始まり
第6週ストーリーマンガの登場
第7週少女マンガの「戦う少女」にみるジェンダー規範
第8週ゼロ年代の少女マンガが描く女性像
第9週ファッション誌的「女子」論
第10週「女子」の誕生
第11週「大人女子」という生き方
第12週『VERY』な主婦は「幸せ」か
第13週ファッション誌の「女子力」
第14週仮装と武装
第15週授業の総括
授業計画は学生の関心に応じて変更することがある。