科目名 現代文化演習IIA 
副題 「少女」と「女子」のメディア文化論 
担当者 時安 邦治 教授             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 3 
配当年次 M1〜  コース・ナンバー  

授業の到達目標
現代日本の男性のジェンダー意識に関する諸々のデータとその分析結果を把握し,日本男性の意識の変容についてエビデンスに基づいた議論ができるようになる。  

授業の内容
現代日本の男性の意識の変容をテーマとするアンソロジーを講読する。この授業は,ジェンダー研究の中でもいわゆる「男性学」と呼ばれる分野になる。フェミニズムにもとづく女性学がそれなりに発展してきたのに対し,男性に関する研究はいまだ出遅れており,男性の多様性や男性が抱える諸問題などが見落とされがちになっている。この授業では,こうした点を補い,日本におけるジェンダーの現状についてバランスのよい視座を提供したい。
外国人留学生が受講することを前提とし,日本社会についての補足説明,日本語の専門用語についての解説なども授業内で行う。
授業は社会学的な内容が主となるが,この領域の初心者も歓迎する。  

教材
教科書:目黒依子ほか編揺らぐ男性のジェンダー意識新曜社2012
講読する文献については受講学生の関心を考慮して初回の授業で決定するので,それまでは教科書を購入しないこと。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
文献は事前に読み,質問等を用意してくること。発表に際しては,さまざまな角度からの質問に答えられるよう,レジュメの作成を含めて十分な準備をしておくこと。  

成績評価の方法
発表・授業への取り組み(70%),課題(30%)から総合的に評価する。特に議論への参加を重視する。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
火曜日4限。会議が入ることがあるのでメール等で事前に連絡すること。
kuniharu.tokiyasu●gakushuin.ac.jpまでメールで。(change ● to @)

授業計画
第1週イントロダクション
第2週雇用不安の背景
第3週社会変動と男性性
第4週男性のジェンダー意識とパートナー関係
第5週男性のジェンダー意識とリプロダクティブ・ライツ
第6週変容する男性の子ども観
第7週「仕事と育児」バランスをめぐる男性意識
第8週男性のジェンダー意識と介護意識
第9週雇用不安定化のなかの男性の稼ぎ手役割意識
第10週夫たちの「夫婦関係に関する意識」
第11週男性の家族扶養意識とジェンダー秩序
第12週関連文献(1)
第13週関連文献(2)
第14週関連文献(3)
第15週授業の総括
授業計画は学生の関心に応じて変更することがある。