科目名 ☆地域社会特殊研究 
副題 文化遺産を「平和の砦に」 
担当者 M.ウーゴ 准教授             
開講期間 春学期  単位 2 
曜日   時限 1 
配当年次 M1〜  コース・ナンバー  

授業の到達目標
自然遺産と文化遺産の保護と活用を目的とした国際協力の成果と課題を理解すること。  

授業の内容
この授業では,ユネスコの活動を中心に,自然遺産と文化遺産を分析し,その保護を目的とした国際協力について考える。
文化遺産に関するプロジェクトを題材に,地中海や中央アジアにおいてさまざまな国や欧州政府が主体となって進める企画を比較しながら双方の協力関係を考察する。文化遺産を,文化,歴史,政治,経済,国際交流といった多くの視点から眺めていくことによって,国際社会について考えを深めるきっかけを提供する。そのために,長い歴史と異なる文化,民族,宗教からなる地中海や他の地域の遺産を紹介し,国際協力を通じてどのようにそれらが文化,技術,知識の交流のきっかけになり,向上につながるのか,さらにどのような可能性をもたらすのかを考えたい。
自然遺産や文化遺産に関する企画の実例だけでなく,他の分野と関連して進められたプロジェクトを中心に,その課題について討論をおこなう。例えば,世界遺産を管理する専門家の育成企画のように,教育と科学と文化をまたぐプロジェクト。あるいは,「人間と生物圏(MAB)計画」のように,自然科学の領域でありながらも広く人間が住む環境と自然資源の保全を目的に進められている研究プロジェクトなど。  

教材
参考文献:河野靖文化遺産の保存と国際協力風響社1995
C. Cameron, M. Roessler, Many Voices, One Vision: The Early Years of the World Heritage Convention, Ashgate, 2013

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
毎回の授業の前と後に必ず予習と復習し(授業の内容や指定した参考文献,検索した資料),疑問点を授業中に質問できるように準備しておくこと。  

成績評価の方法
出席と授業への参加の姿勢(積極性)[10%],レポートや試験[90%]を総合的に評価。

オフィス・アワー/教員との連絡方法
金・3限
授業中に知らせる。

備考
この授業を選択する学生は,日本語の文献はもちろんのこと,英語文献も活用すること。

授業計画
第1週ガイダンス
第2週国際機関と国際文化協力
第3週国際文化協力の課題
第4週地中海地域の特徴
第5週アジア地域の特徴
第6週実例紹介・討論
第7週
第8週
第9週
第10週
第11週
第12週
第13週
第14週
第15週まとめ