科目名 文化資源情報特殊研究 
副題  
担当者 川口 雅子 講師             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 5 
配当年次 M1〜  コース・ナンバー  

授業の到達目標
美術作品情報の特殊性・専門性を理解する。欧米諸国における美術情報分野の現状を知る。国際的視点に立って,これからの日本の課題について考察できるようになる。  

授業の内容
今日,文化資源情報のさまざまな分野でデジタル化,ネットワーク化が急速に発達しています。本授業では美術の領域を中心にして,おもに欧米諸国でどのような取り組みが実施されているかを具体的事例に即してみていきます。文化財略奪などの社会問題を背景に,諸外国ではいかに高度で専門的な文化財情報が扱われているかを理解し,それを通じて文化資源情報をめぐる本質的課題は何かを考察していきます。  

教材
参考文献:美術館は誰のものか:美術館と市民の信託国立:ブリュッケ2008
MLA連携の現状・課題・将来東京:勉誠出版2010
レニー・ソールズベリー,アリー・スジョ著偽りの来歴東京:白水社2011
教科書は使用しない。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
毎回の授業の準備として予習・復習に各2時間以上をかけること。詳細は授業時に指示します。  

成績評価の方法
出席・受講状況(30%),講義に関連した小発表(30%),期末レポート(40%)

オフィス・アワー/教員との連絡方法
質問等は授業後に受け付けます。それ以外の時間は研究科事務室を通じて連絡を取ること。

授業計画
第1週導入:美術作品の情報とは
第2週美術作品の情報源は何か
第3週カタログ・レゾネ(作品総目録)を知る
第4週略奪美術品の問題と美術館の責務
第5週作品来歴調査 ケーススタディ(1)
第6週作品来歴調査 ケーススタディ(2)
第7週作品来歴調査 ケーススタディ(3)
第8週美術館アーカイヴの役割(1)
第9週美術館アーカイヴの役割(2)
第10週美術作品のドキュメンテーション(1)
第11週美術作品のドキュメンテーション(2)
第12週複製写真と画像アーカイヴの歴史
第13週美術文献情報をめぐる国際共同事業(1)
第14週美術文献情報をめぐる国際共同事業(2)
第15週総括
授業計画は受講者の専門や関心等を勘案し,変更する場合があります。