科目名 情報メディア特殊研究 
副題 コミュニケーション過程におけるさまざまな情報の利用 
担当者 越塚 美加 教授             
開講期間 秋学期  単位 2 
曜日   時限 2 
配当年次 M1〜  コース・ナンバー  

授業の到達目標
メディア研究のための研究手法について基本的な事柄を習得する。  

授業の内容
さまざまな情報メディアが日常生活で果たしている役割を理解するために,人々がどのような場面でどのように情報メディアを選択し,どのように利用しているか,個人にとって各種メディアはどのようなものとして位置づけられているのかを全体的に考察していく。今年度は電子書籍の登場と多様な端末の登場によって,読書がどのように変遷しつつあるといわれているか,それが知の伝達にどのような影響を与えうるのかを検討したいと考えているが,扱うメディアは受講者の興味に合わせて具体的に考えていきたい。
2016年度は,ピーター・バーグ(2015)『知識の社会史2:百科全書からウィキペディアまで』新曜社を取り上げた。後半は各自関心があるメディアについての文献を選んで検討対象とする。
また,知識の収集や生産過程に関連するという理由で,修士論文で採用しようとする方法論を扱った文献をはじめとして,できるだけさまざまな調査手法を用いた論文を選ぶことで,手法についての検討も行いたいと考えている。  

教材
教科書:バーク, ピーター著知識の社会史新曜社2015
佐渡島紗織, 吉野亜矢子著これから研究を書くひとのためのガイドブックひつじ書房2008
現在のところ,上記の図書を輪読することから始める予定であるが,よりよいものが発表されれば,そちらに差し替えていく。また,参考書等は授業中に指示する。

準備学習(予習・復習)の内容又はそれに必要な時間
取り上げる文献の内容を理解するために,事前の準備学習を十分行うことが含まれる。その中には,研究手法そのものについての簡単な調査,メディアそのものについての調査等が含まれるので,十分に時間をとって検討すること。  

成績評価の方法
平常点(50%)及び期末レポート(50%)

オフィス・アワー/教員との連絡方法
水曜日4,5限
大学院事務室を通じて,あるいは,電子メールにて

授業計画
第1週ガイダンス
第2週メディア研究を進めるにあたっての情報探索法1
第3週メディア研究を進めるにあたっての情報探索法2
第4週文献を読み進めるための図表の扱い
第5週文献輪読1
第6週文献輪読2
第7週文献輪読3
第8週文献輪読4
第9週文献輪読5
第10週各自テーマに基づいた文献の講読及び討論1
第11週各自テーマに基づいた文献の講読及び討論2
第12週各自テーマに基づいた文献の講読及び討論3
第13週各自テーマに基づいた文献の講読及び討論4
第14週各自テーマに基づいた文献の講読及び討論5
第15週まとめ
教科書として取り上げる資料を輪読する他に,受講者の興味をひいたメディアの現状を調査,報告してもらう予定。